横浜市の古民家カウンセリングスペース

山手カウンセリングルーム

山手カウンセリングルーム

山手カウンセリングルーム

カウンセリングについて

山手カウンセリングルームだからできること

木々の緑、小鳥の囀り、車の音のしない静けさ、山手の丘、縁側のある旧い日本家屋…。
カウンセラーとの対話のなかで、こころの奥に長年ひとりで抱え続けている想い‐生き辛さ、苦しみや悲しみ‐に出逢い、気づき、それらが聴かれ、抱えられる空間…。
生きることに疲れ、こころ傷ついた人が安らげる、静かで緑ゆたかな環境…。
此処でしかできない臨床がある…、私たちはそう考えています。

当ルームは定期的な面談によって、うつ病やうつ状態の改善をメインとしつつ、母子関係における躓き、介護疲れ、適応不全などの改善、休職時のサポート及び復職支援などにおいても実績を重ねてまいりました。
また、近年では発達的課題を有する方が、よりよく適応してゆくための継続的サポートにも取り組んでおります。

複雑な現代社会は、生きていくということ自体、大変なこと。完全にプライバシーが守られ、こころ安らぐ環境のなかで、ずっと言葉にならなかった想いに耳を傾け、当面の問題解決にとどまらず、どのような困難にであったとしても、生涯にわたって有用な“…にもかかわらず、よく生きる”ための支援を提供いたします。

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すべては、こころの声を聴くために

山手カウンセリングルームは、カウンセリングを受けたいという声に応え、1995年秋、お借りした学習塾の1室からスタートしました。来室者の増加、地域の援助専門職の方々からの要望と支援をいただき、翌年5月に山手駅近くのマンションにカウンセリングルームを開設いたしました。以来20余年、主宰者が大学准教授に招かれたため関内に移転した一時期をのぞき、山手地域や中区内を中心に、近隣医療機関や訪問看護ステーションなどとも連携しつつ、身近な相談機関として地域に根ざした活動を地道に続けてまいりました。
マンションという人工的で無機質な環境から、緑ゆたかな環境をもとめ、2014年には山手の閑静な住宅街に残っていた推定築80年の古民家を再生し移転。森の木々を描いた大きな油絵と、聖母子像がおかれた床の間のある広い面接室の他、来室される方が、面接前にゆっくりとくつろいでいただけるように、コーヒーやお茶などが用意されている待合室など、家庭的で暖かい雰囲気と自然な環境を取り入れております。ややキリスト教的な雰囲気はございますが、特定の宗教や信仰をすすめることはなく、実際に仏教や新しい宗教を信じていらっしゃる方もおいでくださるなど、それぞれの信条や信仰を尊重してまいりました。また看板などを設置せず、面接と面接の間に30分以上の間隔を設け、おいでになる方が気兼ねなく、安心していらしてくだされるよう、配慮しております。山手駅から2キロ弱(タクシーでワンメーター、最寄の本郷町三丁目バス停より徒歩3分、本牧通りの本郷町バス停からは徒歩8分、近隣に複数のコインパーキング有)、少し不便な丘上ですが、生きてゆくことに疲れや難しさをおぼえていらっしゃる方の、こころの声に耳を傾け、気づきを深め、再び生きる力をとり戻すための、暖かく静謐なスペースです。

当ルームを主宰いたしますのは臨床心理士、公認心理師、精神保健福祉士の資格を取得保持し、大学等高等教育機関での教授経験も有する心理臨床家です。長年訓練をうけた英国クライン精神分析学派の視座に立脚しておりますが、現実的課題の解決にあたっては社会福祉学的知識も援用し、さまざまな“生きにくさ”“生き辛さ”を解決するための専門的なサポートを、統合的に提供しております。
同時に、ソーシャルワーカーや看護・介護職など対人援助専門職の方々へのコンサルテーションやスーパーヴィジョン、施設への訪問カウンセリングやコンサルテーション、各種研修、福祉・心理系の大学院進学・国家試験への準備などの学術的指導や、研究への助言などにつきましても、ご相談に応じております。

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